速度測定-スピードアップのコツ

Question

回答は以下の文章をご確認ください

概要

速度が遅いと感じた場合、下記を確認・実施することでスピードアップ/症状が改善される場合があります。
NURO 光はベストエフォート方式のサービスとなりますので、接続性や高速性を保証するものではありません。
そのため、下記をお試しいただいても速度向上がみられない可能性がありますこと、あらかじめご了承ください。
また、NURO 光は速度測定の結果および皆様のご意見を真摯に受け止め、引き続きお客様に対し快適なネットワーク回線を提供するよう尽力をしてまいります。


実施項目

ソフトウェアの更新

使用しているONU、スマートフォンのOS、NURO 光アプリのバージョンを確認し、最新バージョンに更新することで、症状が改善することがあります。


ONUの設置場所の確認

スクロール
できます
NG設置個所 NG理由
1 テレビ、電子レンジ、コードレス電話機、
IHクッキングヒーター、Bluetooth機器の家電製品の近く
2.4GHzの電波が使われてるため、電波の影響を受け、速度が低下する場合がございます。
2 水場、水場に近い場所、水槽や花瓶の近く Wi-Fiの電波は水を通り抜けにくいため、速度が低下する場合がございます。
3 部屋の床の上に直置き Wi-Fi電波はONUの上方向より横方向と下方向に進みやすい為、床の鉄筋や断熱材などに反射・吸収され速度が低下する場合がございます。床から 1 m以上の高さに設置する事を推奨しております。
4 部屋の隅に設置 部屋の隅にONUを設置すると、正しく電波が部屋に行き渡らず、速度が低下する恐れがございます。
通信を利用する室内のほぼ中央の開けた場所にWi-Fiルーターを設置する事で改善される場合がございます。
可能な限り家屋の中心の部屋に設置をすることを推奨しております。
また、3 階建ての建物で使用する場合は、1 階よりも 2 階にWi-Fiルーターを設置する事を推奨しております。

速度測定をする場所の確認

速度測定をする際は、ONUから 1 m以内での測定を推奨しております。
ONUとの距離が離れていたり、上記家電や水場の近くで測定している場合、速度低下につながる場合があります。

同時接続台数を減らす

複数機器でインターネットに一斉にアクセスしていると、最大速度から分散するため速度が低下します。

特に大きなデータのダウンロードなどをおこなう場合は、同時に接続する台数を減らすことで症状が改善することがあります。

時間帯を変えて接続する

時間帯によっては、他のお客さまが多く利用しているために速度が遅くなる場合があります。

NURO 光はベストエフォート方式のサービスとなりますので、時間帯を変えて接続することで症状が改善することがあります。

再起動する

ONUやスマートフォンの電源を入れ直すことで、速度の改善が見られることがあります。

ONUの再起動手順



  • 1. ONUから電源ケーブルを抜き電源を切ります。
  • 2. 電源を切ったまま 5 分ほどお待ちください。
  • 3. 再度電源ケーブルを刺し、少し待ちます。

ケーブル等の確認

一般的に流通しているLANケーブルのカテゴリーは、「5」「5e」「6」ですが、「5」以下のLANケーブルを使用すると、通信速度の低下につながります。

「5e」「6」のLANケーブルをお試しください。


同梱のLANケーブルは「5e」です。



光ケーブル、LANケーブルが折れ曲がっていたり小さく輪のように巻かれた状態になっていると、速度が低下する場合がございます。
ケーブル類は直線か大きめの輪でくくることを推奨しております。

LANケーブルのカテゴリ 最大伝送速度 NURO 光の場合の推奨度
CAT5 カテゴリー5 100Mbps
通信速度が低下
CAT5e カテゴリー5e 1Gbps
利用可
CAT6 カテゴリー6 1Gbps
利用可
CAT7 カテゴリー7 10Gbps
過剰性能

ONUの周波数帯を変える

ONUの周波数帯を2.4GHz ⇔ 5GHzに変更して接続すると速度の改善が見られることがあります。

Wi-Fiのプロファイル削除

端末のプロファイルを削除したのち、再度Wi-Fiに接続することで改善される場合があります。

プロファイルとはインターネットに接続する際に必要な設定です。

チャンネル固定

チャンネルについては通常、自動に設定されております。自動で最適なチャンネルが設定されておりますが、お客様宅のONU設置場所と端末使用場所の最適なチャンネルが異なる場合がございます。

その場合、下記を参考にONUのチャンネルを変更することで改善される場合がございます。



  • 1. 2.4GHzの場合:1,6,11
  • 2. 5GHzの場合:5GHzは基本的にチャンネル固定は不要ですが、試す場合は下記などがあります。

【W52】36,40,44,48

【W53】52,56,60,64

【W56】100,104,108,112,116,120,124,128,132,136,140



【W53】【W56】は使われていることが少なく混雑を避けやすいですが、航空レーダーや気象レーダーで使用されているため、混線を避けるためにレーダーを検知した場合は自動で他のチャンネルに切り替えるために通信が途切れることがあります。


スクロール
できます
無線LAN規格 周波数帯域 通信速度 メリット デメリット Wi-Fi名称
IEEE802.11a 5GHz 最大54Mbps 混信がない 障害物に弱い
11bと互換性なし
IEEE802.11b 2.4GHz 最大11Mbps 多くの製品に対応 速度が遅い
IEEE802.11g 2.4GHz 最大54Mbps 11bと互換性あり 混信あり
IEEE802.11n 2.4GHz / 5GHz 最大450Mbps 速度が速い 特になし Wi-Fi4
IEEE802.11ac 5GHz 最大4.8Gbps 速度が速い
混信がない
障害物に弱い Wi-Fi5
IEEE802.11ax 2.4GHz / 5GHz / 6GHz 最大9.8Gbps 速度が速い
混信がない
電波の距離が短く、
障害物に弱い
Wi-Fi6

NURO 光では一部の機器で最大 1.3 Gbpsの11acを採用しています。

(お届けする機器によっては、11acに対応していない場合があります。)

4つのアンテナおよび周波数帯域の利用方法や機器によっては最大値 1.7 Gbpsまで対応しているものがあります。

上記をすべて実施しても改善しない場合

上記の内容をすべて実施しても「速度が極端に遅い」または「症状がまったく改善しない」場合は、NURO 光サポートデスクへご相談ください。

問い合わせ先が知りたい

NURO 光の障害が発生している、もしくはNURO 光のメンテナンス実施中により症状が発生している場合がございます。


障害・メンテナンス情報 新規タブで開く

速度に関しての注意事項


【2 G各種プラン】

  • 「2 Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の下りの最大速度です。お客さまが使用する個々の端末機器までの通信速度を示すものではありません。
  • 端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(1000 BASE-T1ポート利用)時で概ね 1 Gbps、無線接続時で概ね1.3Gbpsです。
    (IEEE802.11acの場合の速度です。弊社が設置する宅- 内終端装置の機種により対応していない場合があります。)
  • 速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。


【10 Gプラン】

  • 「10 Gbps」という通信速度は、ネットワークから宅内終端装置へ提供する技術規格上の最大速度です。
  • 端末機器1台における技術規格上利用可能な最大通信速度は、有線接続(10 GBASE-T利用)時で概ね 10 Gbps、無線接続時で概ね 4.8 Gbps(弊社が設置する宅内終端装置の機種によっては 2.4 Gbps)です。
  • 速度は、お客さまのご利用環境(端末機器の仕様等)や回線混雑状況等により、低下する場合があります。

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